NY原油:反発で41.08ドル、クウェートスト、ドル安、イラン高官発言で

2016年4月20日 03:48

印刷

記事提供元:フィスコ


*03:48JST NY原油:反発で41.08ドル、クウェートスト、ドル安、イラン高官発言で
 NY原油は反発(NYMEX原油5月限終値:41.08↑1.30)。39.79ドルから41.53ドルまで上昇した。クウェートでの石油労働者ストが3日目に入ったことや(一部の施設稼動再開で生産回復の見方も)、米住宅指標悪化と独景況感改善でユーロ高・ドル安が進んだことが、原油の買い材料になった。

 また、イランの石油次官が、「原油生産が2カ月以内に制裁前の水準を回復する」との見通しを表明しており、6月のOPEC総会ではイランも増産凍結協議に参加可能か、との見方も買いにつながった可能性(イランとサウジとの政治対立は根深いが)。《KK》

関連記事