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マザーズ指数は反発、前日IPOのハイアスは公開価格の2.9倍で初値/マザーズ市況
*17:00JST マザーズ指数は反発、前日IPOのハイアスは公開価格の2.9倍で初値
本日のマザーズ市場は、前日にマザーズ指数が6%近い下落となった流れが続き、売り先行でスタートした。ただ、日経平均が一段と売り込まれる流れとならなかったことから、投資家心理がやや持ち直し、前日の大幅下落に対する反発狙いの買いが入った。小型材料株では連日の大幅高となる銘柄も見られたが、直近IPO銘柄やバイオ株の一角はきつい下げが続いた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で1487.53億円。騰落数は、値上がり97銘柄、値下がり118銘柄、変わらず9銘柄となった。
個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>や、ジグソー<3914>、ミクシィ<2121>、モルフォ<3653>、インフォテリア<3853>などが堅調。前日に材料が観測され逆行高となっていたエクストリーム<6033>やシリコンスタ<3907>、3月31日上場のPRTIMES<3922>はストップ高となった。エムビーエス<1401>、鎌倉新書<6184>、CRI・MW<3698>の上昇も目立った。一方、グリーンペプタイド<4594>、アンジェス<4563>、ブランジスタ<6176>、MRT<6034>、MDV<3902>などが軟調。また、インスペック<6656>が前日までの株価急伸の反動でストップ安まで売られたほか、業績予想の下方修正を発表したイントランス<3237>、直近IPO銘柄のアカツキ<3932>やエボラブルアジア<6191>、バイオ株のリボミック<4591>が10%超の下落となった。
なお、ハイアス・アンド・カ<6192>は上場2日目の本日、公開価格の約2.9倍となる初値を付けた。その後は利益確定売りに押され、ストップ安で本日の取引を終えた。《HK》
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