マザーズ指数は反発、アンジェスがストップ高などバイオ株に物色/マザーズ市況

2016年4月4日 17:05

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記事提供元:フィスコ


*17:05JST マザーズ指数は反発、アンジェスがストップ高などバイオ株に物色
 本日のマザーズ市場では、日経平均の続落スタートに連れて売りが先行した。ただ、時価総額上位のバイオ株の一角が大きく上昇して指数をけん引したほか、小型材料株やテーマ株にも積極的な買いが向かった。マザーズ指数は前週末1日の高値に迫る場面があったが、上値では利益確定の動きもあり伸び悩んだ。なお、マザーズ指数は反発、再び1000pt台を回復している。売買代金は概算で1848.68億円。騰落数は、値上がり94銘柄、値下がり123銘柄、変わらず5銘柄となった。
 個別では、マザーズ売買代金トップのSOSEI<4565>が一時6%超の上昇となったが、引けにかけて上げ幅を縮めた。一部証券会社による目標株価引き上げが観測されている。グリーンペプタイド<4594>やサイバダイン<7779>も上昇した。一部報道が材料視されたバイオ株のアンジェス<4563>のほか、エムビーエス<1401>、インスペック<6656>、エボラブルアジア<6191>、ロゼッタ<6182>、MDV<3902>がストップ高に。また、ナノキャリア<4571>、日本アクア<1429>、セレス<3696>、メドレック<4586>、サンバイオ<4592>が10%を超える大幅高となった。一方、アカツキ<3932>、ジグソー<3914>、ミクシィ<2121>、モルフォ<3653>、インベスターズクラウ<1435>などが軟調。また、フュトレック<2468>、ケアネット<2150>、ブランジスタ<6176>がマザーズ下落率上位となった。《HK》

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