マザーズ指数は続伸、中小型株物色が続き8ヶ月ぶり1000pt回復/マザーズ市況

2016年3月29日 16:41

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記事提供元:フィスコ


*16:41JST マザーズ指数は続伸、中小型株物色が続き8ヶ月ぶり1000pt回復
 本日のマザーズ市場では、個人投資家を中心とした中小型株物色の流れが続き、マザーズ指数は前場に昨年7月以来約8ヶ月ぶりに節目の1000ptを回復した。その後は短期的な達成感に加え、日経平均の動きに連られる形で伸び悩む場面があったものの、大引けにかけて再び上げ幅を拡大して高値引けとなった。時価総額上位銘柄より値動きの軽い小型材料株・テーマ株が選好された。なお、マザーズ指数は続伸、売買代金は概算で1542.55億円。騰落数は、値上がり148銘柄、値下がり61銘柄、変わらず7銘柄となった。
 個別では、売買代金上位でバイオ株のグリーンペプタイド<4594>、リリースが材料視されたモルフォ<3653>、保育関連のグローバルグループ<6189>などが大きく上昇した。また、MRT<6034>やメドピア<6095>がストップ高まで上昇したほか、JIA<7172>、CRI・MW<3698>、UMN<4585>、ナノキャリア<4571>も10%を超える上昇となった。その他、アカツキ<3932>、ジグソー<3914>、サイバダイン<7779>、ミクシィ<2121>などが堅調だった。一方、マザーズ売買代金トップで前日急伸したSOSEI<4565>は小幅安。また、本日より信用規制の実施されたブランジスタ<6176>が急落し、アンビション<3300>、アキテクツSJ<6085>などとともにマザーズ下落率上位となった。《HK》

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