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安保法制施行後も引き続き丁寧に説明していきたい―中谷防衛相
集団的自衛権の行使を含む安保法制が29日に施行なる。中谷元防衛大臣は安保法制に対する国民の理解について「この半年間でも様々な事件、事象が発生しており、わが国を巡る安全保障環境についても国民の皆様方にも十分認識が広がっているのではないか」と一定の理解が広がっているとの認識を示した。
そのうえで、中谷防衛大臣は「安全保障は目に見えるものでもないの。また憲法、国際法、安全保障政策など非常に複雑な部分もあり、様々な意見もあるということは事実なので、引き続き丁寧に説明していきたい」と継続して、機会あるごとに説明していくとした。
また、中谷大臣は安保法制に従って実施していく中で「法律に従ってしっかり対応することで、理解を頂きたい」とも語った。
中谷大臣は「法律に従って、各レベル、各部隊において周知徹底を努め、しっかりとそれに沿って実施をするということで、その行動をもって御理解いただきたいと(思っている)」とし「これまでも自衛隊の対応等につき、非常に意見が分かれる中で決定されたこともある。自衛隊の創設、安保法案、安全保障条約の改定、PKO。こういう中で地道にそういう内容に沿って対応するということで日本の平和と安定というものも保たれている。国際的な活動においても理解が進んでいるので、そういう形で実施につき、しっかりと対応することによって理解を頂きたいと考えている」とした。(編集担当:森高龍二)
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