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「ガチャ」課金問題、業界団体が自主規制を改訂、公表。コンプライアンス順守を呼びかけへ
caret 曰く、 一般社団法人日本オンラインゲーム協会 (JOGA)および一般社団法人モバイル・コンテンツ・フォーラム (MCF)は3月24日、今年2月にJOGAが改訂した自主規制「JOGAガイドライン」を公表し、4月より施行すると発表した(朝日新聞、BIGLOBEニュース)。
公表されたのは、オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企画設計および運用ガイドライン(PDF)とランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン(PDF)の2つ。また、オンラインゲーム安心安全宣言(PDF)という文書も一緒に発表されている。
また、JOGA・MCF共同で「JOGAガイドライン解説セミナー」を開催し、会員にガイドラインの順守を求めていくとした(プレスリリース、4Gamer)。
まず「オンラインゲームにおけるビジネスモデルの企画設計および運用ガイドライン」では、有料ガチャによって排出される複数のアイテム等を組み合わせることで別のアイテム等を入手できるシステムについて自主規制を行うことが示されている。また、「ランダム型アイテム提供方式を利用したアイテム販売における表示および運営ガイドライン」においては、有料ガチャにおける内容表示や金額・排出確率設定について自主規制を行うことが示されている。
特に今回の自主規制の大きなポイントは下記のあたりだろう。
いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額(期待値として算定される金額)の上限は、有料ガチャ1回あたりの課金額の100倍以内(当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額または倍率を表示する)
いずれかのガチャレアアイテムを取得するまでの推定金額の上限は5万円以内(当該上限を超える場合、ガチャページにその推定金額を表示する)
ガチャレアアイテムの提供割合の上限と下限を表示する
有料ガチャにおけるガチャアイテムの提供割合を安易に変更できないよう、システムの設計に留意するものとする
ガチャアイテムの提供割合は、事前の告知無くこれを変更しない スラドのコメントを読む | アナウンス | ゲーム | お金
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