NY原油:反落で36.50ドル、中国需要懸念や米国在庫増の予想で売り

2016年3月9日 04:52

印刷

記事提供元:フィスコ


*04:52JST NY原油:反落で36.50ドル、中国需要懸念や米国在庫増の予想で売り
 NY原油は反落(NYMEX原油4月限終値:36.50↓1.40)。38.17ドルから36.46ドルまで下落した。この日発表の中国の2月貿易統計で、輸出が前年比25.4%激減し、輸入も同13.8%落ち込んだことを受けて、原油の需要に対する先行き懸念よる売りが強まった。

 また、8日の取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、9日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表が予定され、EIA週報については、原油の在庫増が予想されることも売り材料になった。《KK》

関連記事