キヤノン、「良い写真」の抽出やレイアウトを自動で行うアルバムサービス―動画からの切り出しにも対応

2016年2月17日 18:24

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多数の写真データから「良い」写真を抽出し、レイアウトまで自動で行うフォトアルバムサービス「PhotoJewel S」で製本したフォトアルバムのイメージ。(キヤノンの発表資料より)

多数の写真データから「良い」写真を抽出し、レイアウトまで自動で行うフォトアルバムサービス「PhotoJewel S」で製本したフォトアルバムのイメージ。(キヤノンの発表資料より)[写真拡大]

 キヤノンは17日、動画からの画像切り出しに対応し、レイアウトまで全て自動で行う技術を搭載したフォトアルバムサービス「PhotoJewel S」を3月中旬に提供開始すると発表した。

 新サービスは、画像選択からレイアウトまで全て自動で行うキヤノンの独自技術「EAGiAL(イージアル)」により、撮りためたままになっていた画像から簡単に印刷・製本されたフォトアルバムを作成することができる。

 選択する写真は静止画だけでなく、動画からも画像を切り出しレイアウトまで自動で行える。表情やピント、構図などから「良い」写真を解析し、画像の自動選択が可能という。

 選択した写真をデザイン性の高いテンプレートに自動でレイアウトするほか、写真を背景として用いたり、撮影日時に沿った配置をすることができる。

 PCのほか、スマートフォンやタブレットにも対応しており、フォトアルバムの最終イメージを画面で確認するだけで、簡単にフォトアルバムを注文できる。また、フェイスブックやキヤノンのオンラインアルバムにある写真からもフォトアルバムを作ることができる。印刷には、キヤノンの業務用フォトプリンター「DreamLabo 5000」を使用する。

 価格は、15cmスクエアサイズ、スタンダードタイプ、半光沢紙、20ページの場合で、1冊あたり1,980円(税別、送料別)となっている。

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