ゲームに登場したアンゴラの反政府勢力指導者の遺族、「不当に野蛮に描かれている」としてメーカーを提訴

2016年2月17日 14:37

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 人気ゲーム「コール オブ デューティ ブラックオプス2」には、アフリカ・アンゴラの反政府武装勢力「アンゴラ全面独立民族同盟(UNITA)」創始者・元指導者のジョナス・サヴィンビ氏(故人)が登場するのだが、その家族が同ゲームを制作・販売するアクティビジョン・ブリザードに対し、「サヴィンビ氏が不当に野蛮に描かれている」などとして訴えたそうだ(おたぽる)。

 UNITAはアンゴラ内戦で親米派組織として活動していたが、2002年にサヴィンビ氏が死亡したことで武装解除が行われている。ゲームに登場するサヴィンビ氏は現実のサヴィンビ氏を似せて作られたようだが(BBC)、アクティビジョン・ブリザード側は「主人公側の勢力で好ましいキャラクターとして登場している」と反論している。

 スラドのコメントを読む | ゲーム

 関連ストーリー:
銃器メーカー、ゲームに登場する銃に対しライセンス使用料を求める 2013年02月05日
「実在の宇宙人」をキャラクター化したトレーディングカードゲーム「ワールドゲイナー」 2010年12月09日
ジャストシステム、武将や幕末志士のデザインやボイスを組み込んだメールソフトを発表 2010年04月21日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事