導入が進む人気コンサートイベントでの「顔認証」

2016年2月15日 20:08

印刷

記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 人気アイドルグループ「嵐」のコンサートで、本人確認のための「顔認証」システムが全面的に導入されることになったという(ビジネスジャーナル)。

 顔認証が導入されるのは、今年4月23日から8月10日にかけて行われるアリーナツアー「ARASHI“Japonism Show”in ARENA」。チケットはすべてQRコードを使った「電子チケット」になるという。

 背景には、チケットの高額な転売がある。すでに転売チケット対策は行われており、転売されたチケットによる入場の拒否や会場内での本人確認などは行われているというが、それでも転売がなくならないためのシステム導入になったようだ。

 今顔認証技術導入に最も熱心な業界は、アイドル業界かも知れない。

 なお、嵐のコンサートでは過去にも顔認証が部分的に導入されたこともあったが、その際は係員による「目視」での顔認証だったという(サイゾーウーマン)。また、「ももいろクローバーZ」も同様の目視による顔認証を導入していた。

 スラドのコメントを読む | 音楽

 関連ストーリー:
東京駅開業100周年記念Suica、人気殺到。転売目当ても? 2014年12月22日
NECがダフ屋排除のための顔認証システムを開発 2014年12月11日
アイドルグループのコンサートで転売防止のため顔認証が導入される 2014年05月14日

※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。

関連記事