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伊藤忠テクノ、米社の再エネ発電向けオンプレミス型ソフトを提供開始
E-PLSMのサービス提供イメージ(伊藤忠テクノソリューションズの発表資料より)[写真拡大]
伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は22日、米国のソフトウェア企業OSIsoft,LLCと販売代理店契約を締結し、オンプレミス型ソフトウェア「PI System(パイ・システム)」の提供を開始した。
CTCは2011年から、PI Systemを使用して風力や太陽光発電、系統電力を含めたエネルギーの利用を総合的に管理するIoTクラウドプラットフォーム「E-PLSM(エプリズム)」を提供してきた。4月からの電力小売の全面自由化に伴い、電力会社、ガス会社、製造業を中心に提供し、E-PLSMと合わせて3年間で10億円の売上を目指すとしている。
PI Systemは、発電所内の電力計や監視制御システム、その他の設備・機器などに取り付けたセンサーごとに、過去・現在に未来の予測値を加えた時系列データを収集・蓄積して運用状況を可視化するソフトウェア。大容量かつ高速データ処理に最適な独自の時系列データベースが特長で、様々なデータソースから収集した生データをリアルタイムで処理する。膨大な過去データの保管ができ、素早い検索・呼び出し、可視化、分析が可能である。
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