宜野湾市長選挙は「あくまで地方選挙」―中谷元・防衛相

2016年1月20日 21:55

印刷

記事提供元:エコノミックニュース

 中谷元防衛大臣は19日の記者会見で、改めて普天間基地のある宜野湾市の市長選挙について「これはあくまでも地方の選挙であり、宜野湾市のこれからについてそれぞれの候補者が、それぞれの公約を掲げて選挙に臨んでおられる。あくまでも地方のことですから」と地方選挙であると強調した。

 地方選挙と強調する背景には選挙結果が普天間飛行場の名護市辺野古への代替施設建設に影響を与える大きさを極力回避したいとの意向が働いているとみられる。

 中谷大臣は「あくまでも地方のことですから、地方で決められることではないかと思います。普天間基地を抱えておりますので、政府と致しましては普天間の危険性の除去を一日も早く実現できるように今、鋭意努力を致しております。長い年月がかかっておりますので政府と致しましては一日も早く普天間の危険性が除去されるように全力で取り組んでいるということであります」と語った。(編集担当:森高龍二)

■関連記事
結果で風が変わる 宜野湾市長選 現新一騎打ち
普天間が固定してしまうかもしれない問題点含む
移設は政府全体で判断し対応している事 防衛相
沖縄の選挙結果で考えない「安保は国全体」総理
国政なみに注目の宜野湾市長選挙 17日告示

※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。

関連記事