トヨタ、車載センサーからの情報収集を強化へ

2016年1月7日 17:24

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 トヨタ自動車が2017年以降、車載通信機の搭載率を高めて車両データの取得およびデータ分析を強化する方針を発表したそうだ(Car Watch)。また、Microsoftでチーフアーキテクトなどを務めたことで有名な中島聡氏が設立した米UIEvolutionと共同で車載システム向けミドルウェアを開発することも同時に明らかにされた。

 トヨタの発表ではそれ以上のことはなく、どのようにデータを収集するか、どんなデータが収集されるか、といったことは明らかにされていない。「高度なセキュリティ管理およびお客様の個人情報保護のもと、DCMから収集されるデータの解析、活用、各種サービスへの展開を行う」とは書かれているが、データ収集を拒否するオプトアウト設定は用意されるのだろうか。

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