高校の”情報”の授業、いまだに構造とデザインの分離が行われていない

2016年1月6日 18:10

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記事提供元:スラド

 2003年より高校で「情報」の授業が開始されたが、この授業で教えるHTMLでは未だにCSSを使わず、bgcolor属性やFONTタグを使っているという(高校の”情報”の授業におけるマークアップ言語の闇、三重大学・奥村晴彦教授によるTwitterへの投稿)。

 現在ではHTML内で文字に色を付けたりフォントを変更するといった見栄えの設定はCSSを利用することが推奨されており、bgcolor属性やFONTタグの利用は推奨されていない。にも関わらずこれらが使われているのは、教科書が改訂されていないためだという。

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