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国会開会式に共産党が出席―1947年以来の方針転換
記事提供元:エコノミックニュース
日本共産党が4日召集の通常国会「開会式」に出席する。日本共産党は天皇陛下が国会の開会式でお言葉を述べるのは主権在民の原則、憲法の定める「天皇の国事行為」を逸脱するものとして、1948年から開会式に出席したことがない。今後は開会式に出席するとしている。
開会式への対応の変更理由について、志位和夫委員長は「以前の開会式では天皇のお言葉のなかに、米国政府や自民党政府の内外政策を賛美・肯定するなど、国政に関する政治的発言が含まれていた」とし、そうした政治的発言がなくなり「儀礼的・形式的な発言が慣例として定着したと判断した」としている。
また、志位委員長は「儀礼的・形式的な発言が慣例として定着した状況で欠席を続けた場合、わが党が天皇制反対という立場で欠席しているとの誤解を招き、憲法の原則と条項を厳格に順守するために改革を提起しているという真意が伝わりにくいという問題がある」と説明している。現実路線に大きく踏み込んだ対応といえそう。(編集担当:森高龍二)
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