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350万年前の細菌を自らに注射したロシア人科学者
記事提供元:スラド
taraiok 曰く、 今年10月、色々なサイト(主にネタ系サイト)で、「350万年前から生きている長寿細菌」を自分の身体に注射することで、病気知らずの健康な身体を手に入れたと主張するロシアの科学者が話題になった。この科学者のその後をMOTHERBOARDが取材している(Slashdot)。
注射された「長寿細菌」の「Bacillus F」は2009年にシベリアで採取されたもので、単に数百年前の細菌というだけでなく、低温の厳しい状況下で生き延びたという大きな特徴があるという。自身に注射を行ったこの科学者Anatoli Brouchkov氏は、注射によって以前よりも健康で疲れにくくなっていると述べているそうだ。
またSiberian Timesでの記事によれば、Brouchkov氏は細菌を移植した高齢のマウスは通常のマウスよりも長生きした上、活発に活動し、さらに子供を産むようになったとしている。
これらから、この細菌は実験動物の免疫状態を活性化させる物質を提供するとしているが、実際にどのようなメカニズムで人体や動物に影響を与えているかの仕組みは分からないという。
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※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
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