卵子にミトコンドリアを注入する「自家移植治療」の臨床研究が認められる

2015年12月17日 12:08

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 日本産科婦人科学会(日産婦)が12日、自分の卵巣の中から採取したミトコンドリアを卵子に注入する「自家移植治療」の臨床研究を承認したそうだ。自家移植治療により「卵子が活性化し、若返る」とされており、高齢出産での妊娠率向上が期待できるという。ただし、現時点ではその効果や安全性は分かっていない(毎日新聞)。

 自分のミトコンドリアを使用することから、倫理的な問題が少ないとしての承認だという。海外では200以上の実施例があり、二十数件の出産例もあるという。国内での実施例はない。

 なお日産婦の苛原稔・倫理委員長によると、学術的意義や効果は十分検証されていないとのこと。

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