Androidバージョン別シェア、LollipopがJelly Beanを上回る

2015年12月15日 14:49

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記事提供元:スラド

GoogleがAndroid Developersサイトで公開しているAndroidプラットフォームバージョンごとのデータによれば、Android 5.0/5.1 Lollipopのシェアが初めてAndroid 4.1.x~4.3 Jelly Beanを初めて上回っている(Neowinの記事)。

今回のデータはPlayストアアプリが12月7日までの7日間に収集したもので、0.1%以下のバージョンは除外されている。Android 5.0は0.8ポイント増の16.3%、Android 5.1は3.1ポイント増の13.2%。Lollipop全体では3.9ポイント増の29.5%となった。Jelly Beanは全体で2.1ポイント減少しており、26.9%となっている。一方、提供開始から1か月弱で0.3%のシェアを獲得したAndroid 6.0 Marshmallowだが、今回は0.2ポイント増の0.5%にとどまる。

この他のバージョンではAndroid 2.2 Froyoが増減なしの0.2%だったのを除き、軒並みシェアが減少している。Android 4.4 KitKatは1.2ポイント減の36.6%、Android 2.3.x Gingerbreadと4.0.x Ice Cream Sandwichはいずれも0.4ポイント減で、それぞれ3.4%と2.9%になった。

昨年11月に提供が開始されたLollipopはシェアが10%を超えるのに7か月を要したが、その後は6か月間で17.1ポイント増加しており、順調にシェアを伸ばしているようだ。Marshmallowでも同様の傾向は続くのだろうか。 スラドのコメントを読む | 統計 | Android

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