ニコル(元KARA)、中華圏で韓国企業のイメージアップを担う

2015年12月12日 14:10

印刷

KStars

人気女性アーティストのニコルが中華圏で韓国の中小企業のよいイメージを各方面で広報する。写真:KOTRA

人気女性アーティストのニコルが中華圏で韓国の中小企業のよいイメージを各方面で広報する。写真:KOTRA[写真拡大]

 元KARAのニコルが中華圏で韓国の中小企業のよいイメージを各方面で広報する。

 KOTRA(大韓貿易投資振興公社)は今月10日、廉谷洞(ヨムゴクトン)にあるインベストコリアプラザ(IKP)において、 “韓流スターと中小企業がコラボする中国社会貢献プロジェクト”の広報大使の役割をニコルに委嘱したと明らかにした。中国社会貢献プロジェクトは、海外市場で韓国の中小企業のブランドイメージを高めるなど韓流マーケティングを支援するKOTRAの事業の一環だ。

 人気女性アイドルグループKARA出身のニコルは、2013年には中国の有名な音楽授賞式“チャイナミュージックアワード”で国際グループ賞を受賞し、最近ではソロアーティストとしてデビューして精力的な活動を行っている。

 ニコルは委嘱式のあと“希望Tシャツ作り”イベントに参加して本格的に広報大使活動に乗り出した。瀋陽市の自閉症児童を助けるために自分で描いた絵やサイン入りのTシャツ300枚を寄贈。また17~18日には瀋陽市ロッテデパートの“韓流スターファッション・ビューティー融合輸出ロードショー”に出席、韓国企業の製品展示活動を支援する。ニコルが化粧品やファッションなど、参加企業の製品を着用した姿のグラビアなどが展示される。さらにニコルは参加企業が寄贈した化粧品、衣類、バッグなど2,400万ウォン相当の製品1,000点以上を瀋陽市障害者リハビリセンターに届ける予定。

 ニコルは委嘱式で「海外進出が難航している韓国の中小企業にささやかなお役に立てればうれしい」と語った。

 キム・ジェホンKOTRA社長は「韓中自由貿易協定(FTA)発効で中国内の韓流を基盤とした消費財やサービス産業が受ける恩恵が予想される。中国市場の韓流ブームを活用し、韓国の中小企業が中国市場進出を拡大していけるように積極的に支援する」とコメントしている。

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

関連記事