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安価な糖尿病治療薬に老化を防ぐ役割がある? 臨床実験へ
記事提供元:スラド
来年、「老化を防ぎ寿命を延ばす」という薬の臨床試験が米国で行われるそうだ。この薬はすでに糖尿病の治療薬として使用されているものであり、価格も「1日当たり約8円」と安いという(SankeiBiz、Engadget Japanese)。
この薬は「メトホルミン」と呼ばれており、日本でも別名で販売されているようだ。動物実験で最大で40%もの寿命延長効果が確認されているほか、骨を丈夫にしたり、アルツハイマーやパーキンソン病にも効果があるという。実際、定期的にメトホルミンが投与されていた糖尿病患者はそうでない人と比べて平均8年も長生きしたそうだ。
メトホルミンが老化防止に効果がある理由だが、この薬には細胞内の有害な酸素分子をわずかに増やす効果があるそうだ。有害な酸素分子が増えすぎると悪影響があるが、わずかな増加であれば細胞が活性化し、健康状態を促進するという。
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