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星野リゾート、経営課題のある宿泊事業者向けファンド設立
「ホテル旅館リニューアルファンド」のスキーム概要(写真:星野リゾート発表資料より) [写真拡大]
星野リゾートと日本政策投資銀行は2日、国内で宿泊業を営みながら経営課題のある事業者を支援対象とした共同運営ファンドを設立すると発表した。
ファンド名称は、「星野リゾート旅館・ホテル運営サポート 投資事業有限責任組合」。通称は「ホテル旅館リニューアルファンド」。ファンド総額は20億円。存続期間は10年間。年内の運用開始を目指す。
経営課題のある宿泊業者には、運営ノウハウの提供、コンサルティングおよび販売支援と施設の更新や魅力的な商品開発に必要な追加資金の供給の両面が必要とされる。
星野リゾートは、宿泊施設の運営、販売などのノウハウを生かし、これまでも旅館などの支援を手掛けてきている。今後は同ファンドを通じたリスクマネーの供給も可能とすることで、支援への取り組みをさらに推進させていくとしている。日本政策投資銀行は、ファイナンスノウハウや産業調査能力を活用し、国内宿泊事業者が抱える経営課題の解決を支援する。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る)
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