少女時代、4回目の単独コンサートを開催 韓国ガールズグループで初

2015年11月25日 21:47

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KStars

ガールズグループ少女時代が、ソウルで4回目の単独コンサートを開催した。写真:少女時代のフェイスブック

ガールズグループ少女時代が、ソウルで4回目の単独コンサートを開催した。写真:少女時代のフェイスブック [写真拡大]

 ガールズグループ少女時代が、ソウルで4回目の単独コンサートを開催した。

 22日、単独コンサート「ファンタジア (Phantasia)」の前にソウルオリンピック公園体操競技場で取材を受けたテヨンは、「ボーイズグループの先輩方が毎年コンサートを開くのを見て、とてもうらやましく、すごいと思っていた。ガールズグループとして初めて4回目のコンサートツアーを開催することができ、とても感謝している」と所感を語った。

 さらに、「4回目の公演を開催することができたのは、いつもファンの皆さまが熱心に応援してくださったおかげ」とし、「今後できるだけ毎年開催することができればと思う」と付け加えた。

 ソヨンは、「コンサートの回を重ねるにつれて観客と息を合わせることを学んだ」とし、「ステージの上で余裕を持つ方法をたくさん学んだと思う」と語った。

 少女時代は、2009年に初めて単独コンサートを開催して以来、2011年と2013年に単独コンサートを行っている。今回ソウルで開催するコンサートは、客席が1万席の規模だ。

 所属事務所SMエンターテインメントは、「韓国のガールズグループのうち、韓国国内で単独コンサートを4回開催したのは少女時代が初めて」と説明した。

 今回の公演は、ブリトニー・スピアーズ、クリス・ブラウンといったスター歌手のダンサー経験のある世界的な振付師、仲宗根莉乃(リノ・ナカソネ)が総演出を務めた。

 ソヨンは、「仲宗根莉乃さんは、長い間私たちと仕事をしてきた友達か姉のような存在であり、人生の良い先輩」とし、「たくさん話し合いながら演出していくので、息を合わせて一緒に何かを作り上げているようだった」と紹介した。

 2007年に「また巡り逢えた世界」でデビューした少女時代は、すでにデビュー10周年を迎えている。ティファニーは、「常に良い音楽とステージで新しい姿を披露したいという思いで情熱を傾けてきた」とし、「新しいアルバムや公演を控えているときは、たくさん想像したり期待したりして、もっと頑張ろうとチームワークを発揮していた」と10年継続してきた秘訣を語った。

 少女時代は、今年はテヨンがソロ曲を発表し、ユナが中国ドラマに出演するといった個別の活動で忙しかった。また、新曲「PARTY」と5thアルバム「Lion Heart」を発表したり、ケーブルテレビのリアリティ番組を通じてメンバー全員で苦楽を共にする様子を公開したりしてグループ活動も活発に行ってきた。

 ヒョヨンは、「『PARTY』と『Lion Heart』の活動をしていたときが、今までで一番チームワークが良かったと思う」と振り返り、テヨンは「ソロも新しい経験だったけれど、何よりもメンバーと一緒にいるときが一番力が出て自然だった」と語った。

 テヨン、ティファニー、ソヒョンで構成された「テティソ」としてユニット活動をしているティファニーは、「テティソはクリスマスシーズンに合わせて新曲をリリースする予定」とし、「12月の良いプレゼントになるよう楽しい曲をたくさん収めている」と予告した。

 依然として影響力のあるガールズグループとしての座を守っている少女時代は、この日のコンサートでは5thアルバムのタイトル曲「Lion Heart」をはじめ、「また巡り逢えた世界」「Kissing You」「Gee」「Run Devil Run」といったヒット曲とまだステージで公開したことのない曲を披露した。また、今年の夏に発表した「PARTY」は、冬の雰囲気に編曲して歌った。

 ユニットグループ「テティソ」は、2ndミニアルバムの収録曲「アドレナリン」を披露し、ユナとサニーはロックバンド「マルーン5」の「Sugar」を歌った。スヨン、ヒョヨン、ユリは、女性ヒップホップグループ「ソルト・ン・ペパ(Salt N Pepa)」の「Push It」を少女時代バージョンで披露した。

 なお、少女時代は今回の21、22日のソウル公演に続いて来年1月30、31日にタイで公演する予定だ。

※この記事はKstars提供の記事を日本向けに翻訳・編集したものです。

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