プログラミング言語Juliaの開発チームに60万ドルの寄付

2015年11月21日 16:33

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記事提供元:スラド

insiderman 曰く、 プログラミング言語「Julia」の開発チームが、ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団から60万ドル(約7400万円)の寄付を受け取ったそうだ(Slashdot)。

 ゴードン・アンド・ベティ・ムーア財団はIntelの共同創設者であり、「ムーアの法則」でも知られるゴードン・ムーア氏らが立ち上げた財団。Julia言語は科学技術処理に向けた言語で、並行処理や高い計算精度などが特徴。最近バージョン0.4がリリースされたばかりの若いプロジェクトであるが、一般的なスクリプト言語より高速に動作し、また型チェックも可能な動的型付け言語という特徴があり、近年注目されている。

 なお日本語環境でGoogleでjuliaを検索すると、現時点ではあまり職場で見るのは好ましくない検索結果ばかりが出てくるのが色々残念な感じではある。日本での知名度もアップして欲しいものだ。

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