AMD、「Bulldozer」CPUのコア数表記は誇大広告だとして訴えられる

2015年11月9日 18:33

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記事提供元:スラド

 AMDの「Bulldozer」アーキテクチャのCPUを使用していた消費者が「コア数の表記が紛らわしく、誇大広告である」としてAMDに対し集団訴訟を起こしたそうだ(GIGAZINEArs Technica)。

 Bulldozerアーキテクチャでは、2つのコアで1つのFPUやL2キャッシュを共有する構造となっている。そのため、同一のFPUやL2キャッシュを使用する2つのコアに同時に負荷をかけると性能が低下するという問題があった。そのためWindowsではたとえば8コアのCPUを「物理コア数4、論理コア数8」と認識するように修正が行われていた(4Gamer)。

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