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ビジネスシーンでの不快な会話は、後輩の「敬語」下手
エン・ジャパンは「ビジネス会話で感じた不快感」に関する調査結果を発表した ビジネス上の会話で不快感を感じた経験を聞くと「ある」と回答したのは43%。不快感を感じた相手の第1位は「後輩」(32%)だった。[写真拡大]
エン・ジャパンは「ビジネス会話で感じた不快感」に関する調査結果を発表した。対象は同社サイト利用者8,376名。期間は9月1日~30日。
ビジネス上の会話で不快感を感じた経験を聞くと「ある」と回答したのは43%。不快感を感じた相手の第1位は「後輩」(32%)だった。
「後輩」と回答した方のうち半数以上が理由として挙げたのは「敬語を使ってこない」という点である。「敬語が使えていない上に、いきなりタメ語になる」、「敬語の使い方を間違えて、先方に失礼な物言いとなっている」などのコメントが多く挙げられている。
年齢が近い、普段から仲が良いという相手であっても、ビジネスの場では礼儀をわきまえることが重要なことが再認識できる結果だろう。続いて、不快感を感じた相手は「上司」(27%)、となっている。
「上司」については、「何でも否定的。『お前は~だよな』とバカにする口調で話してくる」「突然あまりにも威圧的な命令口調で指示される」などのコメントが寄せられた。
「ビジネス会話で不快な思いをしたことがある」と回答した人に、その不快感を相手に伝えたかを聞くと、「伝えた」と回答したのはわずか23%という結果になった。
その内訳を相手別に見てみると、後輩・同僚・先輩など比較的近い存在の場合でも伝えた人は17%~41%、上司や顧客の場合で9%~20%と、いずれの場合も過半数を下回っていることが明らかになった。この結果からコミュニケーションの指摘を受けることは、実は希少なことだと言えそうである。
筆者も、この調査結果やコメントには、思わず「あるある」と唸ってしまった。よく言われることであるが、ビジネスの基本は、まずは、何は無くともコミュニケーション能力である。特に、今回指摘されている、若者の敬語下手は、個人的にも同感である。
明日の日本を担う若者には、改めてコミュニケーションの基本ともいえる敬語を学んで欲しいと老婆心ながら、つくづく思ってしまう。(編集担当:久保田雄城)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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