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有料のネット接続サービスを使わせるために個人持ち込みのAPを妨害していた米国のホテルなどに罰金
あるAnonymous Coward 曰く、 米ヒルトンホテルグループはホテルの室内向けに有料のインターネットサービスを提供していたのだが、これを宿泊客に使わせるため、個人が持ち込んだ無線LANアクセスポイントをブロックする妨害装置を設置していたそうだ。これがFCCの調査で発覚し、米通信法に違反しているとしてヒルトンホテルに対して25,000ドルの罰金が科された(Engadget、CONSUMERIST、FCCによる発表PDF、GIZMODO、Slashdot)。
これを受けて連邦通信委員会(FCC)は調査を強化しているとのことで、マリオット・インターナショナルなどのホテルグループでも同様の問題が発覚、数週間前に600,000ドルの罰金が確定している。さらにボルティモア・コンベンションセンターに無線LAN設備を提供していた米電気事業者大手、M.C. Deanについても問題が発覚、罰金が科せられるようだ。
FCC執行局長Travis LeBlanc氏は、FCCが承認した無線LAN装置をブロックするのはあきらかな違法だとし、M.C. Deanについてはマリオットよりも巨額の罰金になるとした。FCCは718,000ドルの罰金を提案している模様。
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