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農林産物輸出への強い意欲をアピール 総理
記事提供元:エコノミックニュース
安倍晋三総理は30日開かれた農林水産物等輸出促進全国協議会の総会であいさつし「TPP協定が大筋合意に至った。TPPでは多くの国で我が国の農産物や水産物にかけられていた関税がなくなります。日本が誇るおいしいお米、甘くて瑞々しい果物、霜降りの和牛。既に海外の消費者を虜にしている日本の様々な食品が世界のマーケットへと更に大きく広がっていくチャンス」とアピールした。そのうえで「輸出に取り組む皆様を全力で応援していく」とバックアップすることを示した。
安倍総理は「5月1日から食をテーマに開催されてきたミラノ万博は明日で184日間の会期を終え閉会となりますが、日本館への来場者は1日平均1万人以上、合計220万人を超えるなど日本の食に対する注目度は非常に高いものとなっています」と紹介。
安倍総理は「昨年の農林水産物輸出額は6000億円の大台を超えた。世界には340兆円規模の食市場が広がっている。農林水産物の輸出実績を1兆円、それを通過点として更に伸ばしていきたいと思います」と農林産物の輸出への総理自身の強い意欲をアピールした。(編集担当:森高龍二)
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