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憲法基づく臨時国会召集無視するなら憲法違反だ―民主・岡田代表
記事提供元:エコノミックニュース
民主党の岡田克也代表は22日、無所属1人を含む野党5党の衆院議員が連名で臨時国会の召集を求めた要求書を提出しているなかで、政府・与党が臨時国会召集に消極姿勢を見せていることに「憲法に期日規定がないとはいえ、憲法53条に基づくものであり、これを無視するのは憲法違反であることは明らか」と指摘。政府・与党の迅速な召集への対応を求めた。
岡田代表は「もし、このまま通常国会まで何もないということになると、2カ月以上の期間がある。政府自らが堂々と憲法違反を犯していることになると言わざるを得ない。しっかり憲法に基づいて召集要求に応える責任が政府・与党にはある」と臨時国会先送り姿勢の政府をけん制した。
また自民党が党の憲法改正草案で要求書が出されれば、20日以内に召集をするよう書きこんでいることに関連して、記者団の質問に答え「20日ということで自民党が書いているのであれば、自ら主張する通りに召集するのは当然」とし「今の 憲法で期日が書いていないことをもって、臨時国会を開かなくていいという解釈にならない。それはまさしく憲法違反だ」と指摘した。
また、安保法制について選挙で勢力図を塗り替えることができれば「少なくとも違憲の部分について白紙に戻す」と改めて、強調した。(編集担当:森高龍二)
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