2015年ノーベル文学賞、スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏が受賞

2015年10月9日 17:07

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記事提供元:スラド

headless 曰く、 2015年のノーベル文学賞は、ベラルーシの作家スヴェトラーナ・アレクシエーヴィチ氏受賞した。授賞理由は、我々の時代の苦難と勇気のモニュメントである、彼女のポリフォニックな著述(毎日新聞NHKニュース)。

 アレクシエーヴィチ氏はウクライナ生まれ。両親とともにベラルーシに移り、ベラルーシ大学ジャーナリズム科を卒業後、新聞記者となる。1985年には第2次世界大戦で従軍した数百名の女性へのインタビューを元にして「戦争は女の顔をしていない(原題: U vojny ne ženskoe lico)」を出版。ソビエト連邦での生活を個人の視点から描いた「ユートピアの声」の第1作となる。

 邦訳には「戦争は女の顔をしていない」のほか、「ボタン穴から見た戦争」「アフガン帰還兵の証言」「チェルノブイリの祈り」がある。

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