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デジタルコンテンツに関する消費者の権利を定めた法律が英国で施行
記事提供元:スラド
headless 曰く、 購入したデジタルコンテンツに関する消費者の権利を新たに定めた法律「Consumer Rights Act 2015」が英国で10月1日に施行された(BBC、Guardian、Neowin)。
デジタルコンテンツを購入する消費者の急増を受けたもので、購入した映画やゲーム、音楽、電子書籍などのデジタルコンテンツに欠陥がある場合、消費者は修理や交換を求めることが可能になる。また、欠陥商品について返品および全額返金を要求できる期間を30日以内と初めて明記。30日経過後は、修理や交換で対応する機会が販売者に一度だけ与えられ、対応できない場合は消費者が返金を要求できる。商品を手元に残したい場合は、値引きを求めることも可能とのこと。
さらにサービス提供者に対しては消費者と契約した通りのサービス提供を義務付け、改善できない場合は一部返金することを初めて規定している。このほか、不公正もしくは小さな文字に隠された利用規約に消費者が異議を申し立てる権利や、米国式のクラスアクション訴訟を可能とする規定も盛り込まれているとのことだ。
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