関連記事
旧バージョンのIEは2016年1月にサポート終了、何か対策してる?
Internet Explorer(IE)の旧バージョンは、すべて2016年1月12日でサポートが終了する。引き続きサポートを受けるには、Windowsがサポートする最新版のIEに更新する必要がある(The Registerの記事、IEBlogの記事、マイクロソフトサポートライフサイクル[1]、[2])。
Windows 7 SP1ではIE 8~11をサポートするが、1月12日以降はIE 11のみがテクニカルサポートや更新プログラム提供を受けられる。また、Windows Vistaの場合はIE 9のみがサポート対象となる。Windows 8.1 Update/10は標準でIE 11が搭載されているため問題ない。
Windows 8については1月12日でOS自体のサポートが終了するので、IEのバージョンとは関係なく、引き続きサポートを受けるにはWindows 8.1にアップグレードする必要がある。
Net Applicationsの9月分データではIE 8~10のシェアが22.55%、StatCounterでは6.06%を占める。ただし、データにはWindows XP/8も含まれており、Windows VistaでIE 9を使用しているケースも含まれるので、移行が必要な旧バージョンのIEがどの程度存在するのかは不明だ。Gartnerによれば移行の規模はWindows XPのサポート終了時に匹敵するといい、BrowsiumはIE 11への移行を必要とするPCがWindows 7だけで4~5億台にのぼると述べているそうだ。
旧バージョンのIEのサポート終了自体は1年以上前に公表されていたものだが、皆さんの周囲で旧バージョンのIEを使用している人はどれくらいいるだろう。職場に旧バージョンのIEが多い場合、何か対策を考えているだろうか。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | アップグレード | セキュリティ | インターネットエクスプローラ | Windows | IT | スラドに聞け!
関連ストーリー:
9月のデスクトップOSシェア、Windows 10の増加が続く。Steamでは2位に上昇 2015年10月03日
Windows 10は不安定? 2015年09月22日
最新Webブラウザベンチマーク対決、Microsoft Edgeの実力は? 2015年09月14日
Windows 10ユーザーに聞け:Microsoft Edge、使ってる? 2015年08月19日
Norton Antivirus、Microsoft Edgeを使わないようユーザーに促す 2015年07月27日
Windows Server 2003のセキュリティサポートが終了、依然約6万台が稼働中 2015年07月16日
OS Xのサポートが終了したバージョンを使っているユーザーは少なくない? 2015年07月14日
デスクトップPCウェブブラウザのシェア、日本でもIEは過半数割れ 2015年07月01日
4月のブラウザシェア、Google Chromeが25%を超える 2015年05月04日
英政府、Windows XPからの移行が進まない一方でMicrosoftとのカスタムサポート契約は延長せず 2015年05月02日
東京電力、やっとWindows XPからのアップデートを完了 2015年04月21日
Windows Server 2003のサポート終了まで約3か月、移行は進んでいる? 2015年04月11日
Project Spartanを搭載したWindows 10の最新ビルドが公開される 2015年04月03日
Microsoft、「Internet Explorer」ブランドを廃止する計画 2015年03月21日
今後のリリースでWindows 10の内部バージョンが10.0に 2014年11月23日
※この記事はスラドから提供を受けて配信しています。
スポンサードリンク