新型Nexusがワイヤレス給電 Qi 対応をやめた理由

2015年10月4日 19:25

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記事提供元:スラド

maia 曰く、 2012年のNexus 4や2013年のNexus 5/7、2014年のNexus 6はワイヤレス給電「Qi」に対応していたが、最新のNexus 5XとNexus 6Pでは非対応となった。これについてNexus開発チームのHiroshi Lockheimer氏がredditのAsk Me Anythingで理由を説明している(reddit - Hi, I’m Hiroshi Lockheimer, here at Google with the team that build Nexus 5X & 6P...Ask Us Anything!Gigazineの記事Neowinの記事)。

Lockheimer氏はNexus 4でQiを導入した理由としてmicro USB-B端子の向きがわかりにくかった点を挙げ、USB Type-C端子を搭載した最新のNexusでは不要になったと述べている。また、充電速度自体も高速化しており、Qiに対応するとボディーの厚みが増すこともあって採用を見送ったとしている。

コストダウンも理由になるとは思うが、Lockheimer氏の説明はQiのメリットとデメリットを反映したものともいえる。最大15Wの給電が可能な中電力向けQi規格だと違ってくるかもしれないが、気になるのは熱である。

 ちなみに、Nexus 5Xの「X」はNexusブランドのコアであることを示すのに加え、格好いいという理由もあって選ばれたという。Nexus 6Pの「P」は「premium」の「P」とのことだ。

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