ドレスコード白のシークレット・ディナーパーティー「ディネ・アン・ブラン」が日本上陸

世界最大級のシークレット・ディナーパーティー「ディネ・アン・ブラン(Dîner en Blanc)」が、2015年10月3日(土)に、日本に上陸した。場所は当日になるまで秘密だったが、最初の会場に選ばれたのは明治神宮外苑の聖徳記念絵画館となった。

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都内のパブリックスペースが突然楽しいパーティー会場に様変わりするこの企画。秘密のパーティーには、来場者を特別な気分にさせるユニークなルールがたくさんある。例えば、当日のドレスコードは、靴やアクセサリーに至るまで、全て白一色でなければならない。

その他にも、参加は2名1組でエントリー。イベント中は会場より退出しないこと。食事中の中座も禁止など多数。ルールを守ることも特別なイベントを堪能するポイントだ。

取材のために最寄り駅に到着すると、周りには全身を白いドレスで飾った女性や、真っ白のセットアップをチョイスした男性が現れた。全員がオールホワイトの衣装を纏うため、参加者同士の目印になり、道に迷うことなく会場まで向かうことができる。そこには、これから始まるパーティーへの不思議な一体感が生まれていた。

会場に入ると、若い人からお年寄りまで、幅広い来場者がいることに気が付く。様々な年代の人が気兼ねなく参加できるのも、このイベントの魅力かもしれない。

テーブルやいす、ワイングラスやフードなど、自らがディナーをするのに必要なものも、参加者が持ち寄ってくる。料理やワインのチョイス、テーブルコーディネートまで、すべて参加者自身がプロデュース。もちろん、机には白いテーブルクロスが敷かれている。

18:30を過ぎたところで、参加者がホワイトのナプキンを頭上でクルクルと回し始めた。食事開始の合図だ。それは、隣のテーブル、また隣のテーブルと周りの参加者に伝わり、全員がナプキンを掲げ会場が一気に盛り上がった時、ディナーが始まった。ステージでは、クラシック音楽の演奏も始まり、美しい音色を聴きながら、前菜、メイン、そしてデザートと優雅な食の時間が流れる。

食事のあとは、ガラリと雰囲気が変わる。灯りが消え、カラフルなライトが白い服を染めていくと、中央でDJパフォーマンスがスタート。席を立ち、ダンスを始める参加者。その後も、ステージではダンスパフォーマンスやライブ演奏がおこなわれ、来場者は一時も飽きることなく、イベントの終了を迎えることができた。

白一色のエレンガントなスタイルに身を包み、長い時間かけて準備したディナーを食べるのは、忘れられない思い出になりそう。次回の開催に期待が高まる。

【イベント概要】

Dîner en Blanc Tokyo

開催日：2015年10月3日(土) 17:00〜21:00 ※予定

会場：東京都内

チケット料金：1人 5,000円

※1テーブル(2名1組) メンバ―登録料1,000円・取引手数料1,000円別途発生。

※飲酒を伴うため、未成年者・乳幼児は参加不可