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民主の選挙態勢、何の迫力も覚悟も感じない―自民・山本一太氏
自民党の山本一太元沖縄北方担当大臣(参院議員)は26日夜にアップしたブログで、出演民放番組での自身の発言を紹介。来夏の参院選挙に関し、民主党が現在、1人区の3分の2の県で公認候補を擁立できていないとし「その点では何の迫力も覚悟も感じない」と発信した。
また「昨年の衆院選挙で最大野党の民主党は小選挙区の過半数に公認候補を立てられなかった」と指摘し「有権者は、民主党が最初から政権奪還をあきらめていた姿勢にも厳しい視線を送っていた。選択肢のない選挙は国民にとっても不幸だ」としている。
また来夏の参院選挙について「安倍長期安定政権実現の最大の関門。自民党にとって絶対に負けることの出来ない戦いになる。同様に、野党、特に最大野党の民主党にとっても、安倍政権の政策に歯止めをかけるための最大の(最後の?)チャンスのはず」と指摘。
そのうえで「選挙まで10ヶ月となったこの時点で、選挙の趨勢を左右する1人区(32選挙区)で民主党の公認候補が決まっているのは7選挙区のみ。本気で政権奪還を狙っているとすれば考えられない事態だ」と対応の遅さを指摘。民主党にとっては敵に塩(助言)を送られたような格好。
山本氏は「自民党なら間違いなく執行部の責任問題になっている。選挙区(地方区)で票を稼げなかったら、比例票の上積みも出来ないではないか」と書き込んだ。
さらに、極め付け書き込みはこれ。「自分が同じ立場だったら、死に物狂いで各県を回り、必死の覚悟で1人でも多くの候補者を擁立するだろう。そもそも対抗馬を立てられなかったら、選挙にならないではないか」。
「来年の参院選挙では与党自民党と野党民主党の候補者が堂々と政策論争を戦わせ、決着をつけるのがいい」とも。
候補者が民主党かどうかは別に、有権者は与党と野党の候補者が政権を掛けた選択につながる緊張感のある選挙戦を期待していることだけは確かなよう。(編集担当:森高龍二)
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※この記事はエコノミックニュースから提供を受けて配信しています。
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