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安保法案採決時の混乱、自民・民主の加害議員がそれぞれ被害議員に謝罪
記事提供元:エコノミックニュース
安保法案の強行採決をめぐる参院安保特別委員会の混乱で、自民党の佐藤正久参院議員が委員会理事室前で民主党の安井美沙子議員に接触し、あざを負わせたとして、24日、安井議員を訪ね、謝罪した。
安井議員は「暴力で排除しようとした」としたうえで「ご本人から謝罪がありました。混乱の中の突発的行為でもないのに、なぜ故意に力を行使したのか、なぜ今になって謝罪なのか等、疑問は残ったものの、正式に謝罪して頂いたので受け止める」とツイッターで大人の対応。
また、民主党の津田弥太郎参院議員も強行採決中に委員会室後方で自民党の大沼瑞穂議員を後ろへ引き倒し、突き指させたとして、大沼議員を訪ね、謝罪した。津田議員は自分の前にいた大沼議員の右手を後ろからつかみ、肩に左手をかけ後方に引きずるなどし、突き指させた。
民主党の枝野幸男幹事長は「法案採決に至る経緯の中で起こった問題については参院の国会対策委員会を中心に事実関係の精査・整理を行ってもらう。それを踏まえて全体として対応していく」としていたが、自民、民主ともに、今回の案件については、加害者がそれぞれ、直接に被害者の議員会館室を訪ね、本人に謝罪したことで落着させることにしたもよう。(編集担当:森高龍二)
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