NY原油:反落で45.83ドル、イランや中国絡みの需給思惑で売り先行

2015年9月23日 03:49

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記事提供元:フィスコ


*03:49JST NY原油:反落で45.83ドル、イランや中国絡みの需給思惑で売り先行
NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:45.83↓0.85)。45.15ドルまで下落した後、いったん46.30ドルまで上昇した。国際原子力機関(IAEA)によるイラン核疑惑施設の視察が協力的に行われたと伝えられ、近い将来におけるイラン原油増産への思惑が売り圧力になったもよう。


また、アジア開銀の「2015年アジア経済見通し改訂版」で、中国の成長率見通しが下方修正され、エネルギーや資源の需要減退が指摘されたことも、売り材料との見方。なお、10月限は22日が取引最終。23日から取引の中心となる11月限の22日値動きは、高値が46.50ドル、安値が45.39ドル、引けは46.36ドルであった(前日比0.60ドル安)。《KK》

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