京セラと日本予防医学協会が、スマホ使用のヘルケアサービス提供へ

2015年9月17日 06:18

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「デイリーサポート」利用のイメージ図(京セラ発表資料より)

「デイリーサポート」利用のイメージ図(京セラ発表資料より)[写真拡大]

 京セラと一般財団法人日本予防医学協会は16日、ヘルスケア分野で協業し、スマートフォンとウェアラブルデバイスを活用し継続的に生活習慣の改善をサポートするサービスを提供していくことを発表した。

 新サービスの名称は「デイリーサポート」。サービス開始は今年秋からで、日本予防医学協会を通じて、健康分野を扱う企業、健康保険組合、ヘルスケアサービス事業者に提供される。

 同サービスは、ウェアラブルデバイス「TSUCR」(ツック)、デイリーサポート用アプリ、支援者(保健師など)向けWEBサイトの3つからなる。価格は「TSUCR」が7,000円(税込)、標準のサービス利用料は月額600円(税込)。

 「TSUCR」を身に着けることで、日常の活動量を測定し、歩数と消費カロリーのデータが自動で本人のスマホにアップロードされる。その他、歩行やランニング、乗り物(自転車・自動車など)やエレベーター、エスカレーターなどの利用とともに、階段、坂道などによる昇降の状態のなど活動状態を検出する。

 デイリーサポート用アプリを利用すると、毎日の活動量、睡眠、食事などの生活習慣とその結果である内臓脂肪の状況が「見える化」される。その結果は、スマホに表示され自分の状態を確認・管理ができる。

 また、支援者(保健師など)向けWEBサイトでは、自分が担当する人物の活動状況をWEB上で確認でき、個別に指導メッセージを送ることができる。(記事:阪木朱玲・記事一覧を見る

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