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安倍首相の在阪テレビ出演経緯など、官邸が安保委理事に説明
記事提供元:エコノミックニュース
自民党の佐藤正久元防衛大臣政務官は、安倍晋三総理が、国会審議が続いている最中に、大阪のテレビ局に出向き、自身の考えを語ったことに、本来、国会に出席して、野党の質問に答えるべきではないのかなど、疑問と批判が出ていることに対し、6日のNHK番組で「事実関係を含めて、火曜日(8日)の参院安保特別委員会理事会の方に、官邸の方から、いきさつなど報告されると聞いている」と述べた。
佐藤氏は「国民の理解を得るために、テレビという手段を使われたのではないか」と与党議員として、一定の理解を示した。
しかし、出演テレビ局は、安保法案の国会包囲の反対集会なども含め、安倍政権には厳しい姿勢がうかがえる朝日系や毎日系でなく、安倍総理に好意的な報道の読売系での出演だけに、ご都合主義と批判されても仕方ない部分もありそう。
民主党の福山哲郎参院安保特別委理事は4日夕の記者会見で、同日午後、安倍総理が大阪のテレビ番組に生中継で出演したことに「中谷元防衛大臣答弁が二転三転している中、安倍総理には安保特委員会に出て説明するよう再三再四要求しているが、委員会質疑に出てこない中、わざわざ大阪まで出向いてテレビの生中継に出演し、他の番組の収録も行っていたということも聞いている。今日の委員会審議に出席できたはずだ」と問題提起していた。8日の官邸説明が注視される。(編集担当:森高龍二)
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