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「ジェイコム株大量誤発注事件」、みずほ証券への賠償命令が確定
記事提供元:スラド
2005年に東京証券取引所で起きた株の誤発注事件、いわゆる「ジェイコム株大量誤発注事件」で多額の損失を被ったみずほ証券が損害賠償を求めて東証を訴えていた裁判で、最高裁判所が双方の上告を退ける決定を出した。これにより、みずほ証券にも過失があると認定した上で約107億円を東証に支払うよう命じた二審東京高裁判決が確定する(時事通信、NHK)。
確定した判決では、取り消し注文がシステムの不具合で受け付けられなかったことについては東証側に過失は認められないとされたものの、東証側の対応については賠償責任を認め、誤発注から約7分後以降の損害約150億円のうち、東証の過失割合とされる7割の約107億円が損害賠償額として認定された。
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