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Microsoft、Windows 7/8.1でもユーザーからのデータ収集を強化?
headless 曰く、 Windowsに関してWindows 10ではプライバシーの問題が誤解も含めてたびたび話題になっているが、Windows 7/8.1でもデータ収集機能を強化する更新プログラムが配布されているそうだ(Ars Technica、The Register、InfoWorld、gHacks Tech News)。
該当の更新プログラムは「KB3022345」「KB3068708」「KB3080149」「KB3075249」の4本。最初の3本はカスタマーエクスペリエンスと診断テレメトリーに関するアップデートで、インストールすることで最新のWindowsのメリットをまだアップグレードしていないシステムに追加できると説明されている。KB3075249はUACでの権限の昇格をテレメトリーによるデータ収集ポイントとして追加するものだ。
KB3022345は4月21日にオプションの更新プログラムとして公開されたが、不具合の発生により3回の修正が行われ、5月の月例更新で推奨される更新プログラムになったようだ。KB3068708はKB3022345を置き換えるオプションの更新プログラムとして6月2日に公開され、修正版が6月の定例更新で推奨される更新プログラムになった。残り2本はオプションの更新プログラムとして8月に配布が始まっている(Microsoftのサポート情報)。
Microsoftへのデータ送信が実行されるのは、基本的にユーザーがカスタマーエクスペリエンス向上プログラム(CEIP)への参加を承諾した場合のみとみられるが、KB3080149の説明ではCEIPに参加していない場合のトラフィックを減少させるとの記述がある。また、送信先のホスト名とIPアドレスがハードコードされており、hostファイルを使用したブロックができないようになっている点や、具体的に送信される内容を確認するのが困難な点なども批判されているようだ。
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