NY原油:続伸で46.75ドル、ECB緩和拡大期待による需要回復思惑で買い

2015年9月4日 03:48

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記事提供元:フィスコ


*03:48JST NY原油:続伸で46.75ドル、ECB緩和拡大期待による需要回復思惑で買い
NY原油は続伸(NYMEX原油10月限終値:46.75↑0.50)。48.42ドルまで上昇した後、いったん45.92ドルまで下落したが、引けにかけて再び上昇に転じた。欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、ユーロ圏の経済成長やインフレにおける下方リスクに対して、量的緩和の拡大や延長の可能性に言及したことを好感。景気下支えにともなう原油の需要回復の思惑から、買いが優勢になった。


ただ、ユーロ・ドルが一時1.11ドル割れとなり、ドル高が一段と進んだ辺りから、原油は割高感によるとみられる売りに転換。NYダウが一時下落に転じたタイミングで、46ドルを割り込んだ。《KK》

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