NY原油:反落で45.41ドル、世界経済の減速懸念再燃で売り

2015年9月2日 03:50

印刷

記事提供元:フィスコ


*03:50JST NY原油:反落で45.41ドル、世界経済の減速懸念再燃で売り
NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:45.41↓3.79)。47.69ドルから45.22ドルまで下落した。1日の上海総合指数が、中国の8月製造業PMIの50割れを嫌気して、1.23%安で引けたことで(一時4.75%安)、世界経済の減速懸念が再燃。原油は再び需要減退の思惑が強まり、売りが先行した。


また、前日までの3営業日で38ドル台から49ドル台(終値ベース)まで急反発したこと。1日取引終了後に全米石油協会(API)の週間統計、2日(水)に米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表を控えていることで、利益確定や持ち高調整の売りも出たとみられる。《KK》

関連記事