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隕石の衝突を再現した実験でDNAを構成する物質の精製に成功
記事提供元:スラド
あるAnonymous Coward 曰く、 東北大などの研究チームが、太古の地球での隕石の落下を模した環境を作ったところ、DNAを構成する4つの塩基の1つ「シトシン」と、RNAの塩基の1つ「ウラシル」の生成が確認できたという。さらに、アミノ酸9種類の生成も確認されたそうだ(朝日新聞)。
実験では、約40億年前の地球の海水に含まれていたと考えられる重炭酸やアンモニア、水などを陽気に封入し、別の金属片を秒速1kmの速度で衝突させて高温高圧状態を加えたとのこと。これは隕石衝突による生命起源説を裏付けるものだという。
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