HMDとカメラ付きクワッドコプターを使った競技「FPV drone racing」

2015年8月18日 16:32

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記事提供元:スラド

あるAnonymous Coward 曰く、 遠隔操作が可能なドローンやクワッドコプターが普及しつつあるが、これらを使った新たな競技「first-person view(FPV) drone racing」(「FPV quadcopter racing」とも呼ばれる)が登場しているそうだ(Ars Technica)。

 FPV drone racingは、カメラを搭載したクアッドコプターを、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を装着して操作して速度や運動性を競うというもの。HMDにはクアッドコプターのカメラで撮影した映像が表示される。一人称視点でクアッドコプターを操作できるから「first person view」ということらしい。

 クアッドコプターの速度は最大で時速100kmにもなるとのことで、その映像は非常に刺激的なものになるそうだ。Ars Technicaの記事ではその映像も紹介されているが、クアッドコプターが高速で廃墟や森の中を飛んだり、急旋回や回転をする映像はまるでゲームのようだ。現実世界でこれが楽しめるのだから、それは楽しいだろう。

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