NY原油:反落で43.08ドル、中国の需要後退懸念、OPEC増産基調確認で売り

2015年8月12日 03:50

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記事提供元:フィスコ


*03:50JST NY原油:反落で43.08ドル、中国の需要後退懸念、OPEC増産基調確認で売り
NY原油は反落(NYMEX原油9月限終値:43.08↓1.88)。43.80ドルから42.69ドルまで下落した。中国人民銀行による人民元切り下げ発表を受けた割高感により、中国からの需要が後退するとの懸念から、原油の売りが優勢になったとの見方。


また、石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、7月の産油量が引き続き生産目標を上回り、増産基調が確認されたこと。さらに、非OPEC諸国の供給量見通しが前回から引き上げられたことなどから、供給過剰感による売りも強まった。《KK》

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