NY原油:反発で44.96ドル、中国の原油輸入急増、米ガソリン高で買い優勢に

2015年8月11日 03:52

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記事提供元:フィスコ


*03:52JST NY原油:反発で44.96ドル、中国の原油輸入急増、米ガソリン高で買い優勢に
NY原油は反発(NYMEX原油9月限終値:44.96↑1.09)。43.54ドルから45.00ドルまで上昇した。中国の7月の輸出・輸入の大幅な落ち込みや、石油輸出国機構(OPEC)の緊急会合開催の憶測が否定されたことなどから、当初は原油の売りがやや優勢だったとみられる。


しかし、中国の7月原油輸入が前月比約30%も増加し、過去最高を記録したこと。また、米国の大手石油精製施設が操業を停止しているとの見方から、ガソリンが上昇したことなどを材料に、原油の買いに転換。ギリシャの第3次救済策交渉の早期合意観測からユーロ高・ドル安となったことで、割安感からの買いも加わり、原油は上げ幅を拡大した。《KK》

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