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Firefoxに深刻な脆弱性、Mozillaが更新を呼びかける
Firefoxでユーザーに知られずにローカルファイルをアップロード可能な脆弱性が発見され、Mozillaが更新を呼びかけている(Mozilla Foundation Security Advisory 2015-78、Mozilla Security Blogの記事、Neowinの記事)。
この脆弱性はsame-originポリシーに違反してビルトインのPDFビューアーの非特権部分にスクリプトをインジェクトできるというもの。悪用することでローカルファイルの読み取りや、アップロードが可能であり、すでにエクスプロイトの存在も確認されている。PDFビューアーを搭載しないAndroid版Firefoxは影響を受けない。
エクスプロイトが発見されたのはロシアのニュースサイトで表示される広告で、特定のローカルファイルを検索してウクライナにあるとみられるサーバーにアップロードするという。このエクスプロイトがターゲットにしているのはWindowsおよびLinuxだが、Mac OSをターゲットにするものが今後出現する可能性もある。
脆弱性はFirefox 39.0.3およびFirefox ESR 38.1.1、Firefox OS 2.2で修正されている。 スラドのコメントを読む | セキュリティセクション | セキュリティ | Firefox | Mozilla | IT
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