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日米の注目経済指標:7月米小売上高が予想通りならば9月利上げを後押し
*15:09JST 日米の注目経済指標:7月米小売上高が予想通りならば9月利上げを後押し
8月10日-14日に発表予定の主要経済指標のポイントは次の通り。
■10日(月)午前8時50分発表
○(日)6月経常収支-予想は+7859億円
参考となる5月実績は+1兆8809億円。第1次所得収支は5月として過去最大を記録した。原油安で輸入額が大幅に減少し、5月貿易赤字は前年同月比で大幅に縮小。第一次所得収支は6月も高水準の黒字を計上する見込みであり、経常黒字額は市場予想をやや上回る可能性がある。
■10日(月)午後11時発表
○(米)7月労働市場情勢指数-6月実績は+0.8
参考となる6月実績は、+0.8。労働参加率は伸び悩んでいるが、労働市場の緩やかな改善は続いている。7月雇用統計は6月実績に近い内容だったことから、7月実績もプラスになる可能性が高い。6月実績を上回った場合は9月利上げを後押しする材料が増えることになる。
■13日(木)午後9時30分発表予定
○(米)7月小売売上高-予想は前月比+0.5%
6月実績は-0.2%で予想外の減少。6月は、ガソリンや電子・家電の売上は増加したが、自動車と自動車部品、服飾は減少。7月については、6月に減少した反動で全体の数字は増加が見込まれている。ただし、自動車販売の大幅な増加は予想されていないため、全体の売上高は市場予想をやや下回る可能性がある。
■14日(金)午後11時発表
○(米)8月ミシガン大学消費者信頼感指数-予想は93.5
参考となる7月確定値は93.1。労働市場の改善期待はプラス材料になりそうだがが、7月時点で先行きの景況感指数はやや伸び悩んでおり、8月実績が大幅に改善する可能性は低いとみられる。
その他の主な経済指標の発表予定は、12日(水):(日)7月国内企業物価指数、13日(木):(日)6月機械受注、14日(金):(米)7月生産者物価指数、(米)7月鉱工業生産・設備稼働率《FA》
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