中谷防相が礒崎総理補佐官の職務遂行に期待

2015年8月4日 18:19

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記事提供元:エコノミックニュース

 中谷元防衛大臣は4日の記者会見で、礒崎陽輔総理補佐官が3日の参院安保特別委員会で「法的安定性は関係ない」との発言を取り消したことについて「お詫びをした上で、法的安定性は関係ないという部分は取り消しをすると。法的安定性は重要であるということを認識しているということであり、今後、補佐官としての職務に精励する旨、説明しておりますので、総理を補佐する重要な職務をしっかり果たして頂くことを期待している」と補佐官として活動することを支持する考えを示した。

 引責辞任について、記者団の問われると「総理とか礒崎補佐官自身が判断されることでありますので、私からコメントすることは差し控えさせて頂きますが、今後、職務に精励すると説明をしており、引き続き、総理を補佐する重要な職務をしっかり果たして頂くということを期待している」と補佐官を擁護した。

 また記者団から「安保法案反対の学生4割、利己的」というように自民党の議員がツイッターとかで発信した件について問われ、中谷防衛大臣は「政府の立場であり、政党の個人の発言の逐一についてコメントすることは差し控えたい」と見解を避けた。

 問題のツイッターは武藤貴也衆院議員(自民)のHPのツイッターで、武藤議員の書き込みになっており、7月31日にアップしたものでは「SEALDsという学生集団が自由と民主主義のために行動すると言って、国会前でマイクを持ち演説をしているが、彼ら彼女らの主張は『だって戦争に行きたくないじゃん』という自分中心、極端な利己的考えに基づく。利己的個人主義がここまで蔓延したのは戦後教育のせいだろうと思うが、非常に残念だ」と書き込んでいる。

 また「SEALDsが『戦争嫌だから法案成立を阻止する』と主張するが、戦争したくないなら国会周辺ではなく領海侵犯を繰り返す中国大使館前やミサイル実験を繰り返す北朝鮮・朝鮮総連前で反戦の訴えをすべきだ。法案を阻止しても、国会前で叫んでも、中国や北朝鮮の行動は変えられない」と書き込んでいた。(編集担当:森高龍二)

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