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資生堂、シンガポールに地域統括会社を設立
資生堂はシンガポールに地域本社の中核となる「資生堂アジアパシフィック」を設立した。(写真:資生堂の発表資料より)[写真拡大]
資生堂は31日、シンガポールに地域本社の中核となる「資生堂アジアパシフィック」を6月に設立したと発表した。アジアパシフィック地域でマーケティングの強化を図る。
同社によると、「資生堂アジアパシフィック」にはアジアパシフィック地域の統括機能や、展開ブランドのマーケティング機能を日本本社から移管し、地域に権限を大幅に移譲することで、意思決定や改革のスピードを加速させる。アジアでは近年、競合ブランドが投資を強めていることから、一層のマーケティング強化が課題になっていたという。
今回の「資生堂アジアパシフィック」の設立によって、日本、中国、アジア、米州、欧州、トラベルリテールの6つの地域でマネジメント体制が整ったという。同社は今後、地域本社体制を本格稼動するために準備を加速していくとしている。
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